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HMVの概要について

HMV(エイチ・エム・ヴィ、正式名称:His Master’s Voice)は、イギリスを中心に世界展開しているレコード販売店グループです。かつてはその企業の起源である英グラモフォン社(現 英EMI)のブランドでした。また、英グラモフォン社の兄弟会社の米ビクタートーキングマシン社(現 米RCA)やその子会社であった日本ビクターのマスコット「ニッパー君」のキャッチコピー「"His Master’s Voice"」の略称でした。本社はイギリス・イングランド、バークシャー州メイデンヘッド。社員数は約1500人。黒を基調にした、量販店にしては比較的落ち着いた店舗内装が特徴。イギリスの他に日本、香港、シンガポール、アイルランド、オーストラリア、カナダに店舗を持つが、1990年に進出したアメリカ合衆国は業績不振のため2004年末に撤退しました。

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HMVの名前の由来について

EMIという社名が一般的になった現在では、渋谷センター街にあるピンクのCD屋さんの屋号が”HMV:His Master’s Voice”に由来しているなんてことは、バリバリの業界人でもなかなか知らないことです。蓄音機から聞こえてくるご主人さまの声に耳を傾けるニッパー君を描いたイラストは、英グラモフォン(現 英EMI)のトレードマークとして有名になり、HMVというのは、ほとんど英グラモフォンという会社の代名詞にまでなっていました。ショップとしてのHMVは、英グラモフォンが自社製品を販売するために1921年にロンドンでオープンした小売部門のブランドが最初です。ニッパー君のトレードマークが店名につけられた為に、現在、HMVはEMIと資本関係には無いがHMVブランドはこのトレードマークが継続して使用されています。

HMVの犬について

この犬のモデルは、イギリスの風景画家マーク・バラウドの飼っていたフォックス・テリア犬の「ニッパー」。マーク・バラウドが亡くなったためニッパーを引き取った弟の画家フランシス・バラウドが、亡き飼い主マークの声が聞こえる蓄音機を不思議そうにのぞき込むニッパーの姿を1899年に描いたものである。そもそもはシリンダー型の蓄音機の宣伝用にと、コロムビアに売り込んだそうです。しかし、コロムビアで門前払いをくらったフランシス・バラウドは、蓄音機をディスク型に書き替えて、それがめでたく英グラモフォンにポスター用のイラストとして採用されたのでした。それが気に入られ、一足先に1901年に創立されたビクター・トーキング・マシーンのトレードマークとなりました。さらに、1927年にビクターの子会社として設立された日本ビクターでも、このマークを使用します。時は移り、英グラモフォン(現 英EMI)、米ビクター、日本ビクター、HMVの間に何の提携関係がなくなっても、このトレードマークの権利だけはそれぞれの会社が持っています。

Copyright © 2008 HMVの名前の由来とは?