毒ギョーザ事件の経緯

JT(日本たばこ産業)の子会社ジェイティフーズの冷凍食品冷凍ギョーザから毒性の農薬が検出され、10人に健康被害が出た食中毒事件が発生しました。いわゆる「毒ギョーザ事件」です。
この毒ギョーザを製造したのはJTから委託を受けている中国の工場。「また中国産食品かよ」と憤りの声も多く聞こえてきます。
食品メーカーや流通業界は30日夕、一斉に取扱商品の加工・製造・輸入元などの確認を急ぐとともに、該当商品の撤去や顧客対応に追われました。さらに、冷凍食品大手の加ト吉や味の素も同日夜に回収を告知します。
中国の現地工場とは日本向け食品の品質管理基準を取り決め、製造過程についても厳しい指導を行ってきたとされただけに関係者は大きな衝撃を受けているようです。
中国産食品の危険度については去年から色々なところで指摘されていました。「ダンボール肉まん事件」をはじめ、色々あったじゃないですか。考えてみれば日本は中国産の物だらけです。野菜や魚などの食品ばかりではなく、衣料品から墓石まで実に様々な物を中国の工場で製造させ、輸入しているのです。
今回のJT毒ギョーザ事件で、毒入り商品の情報について消費者から殺到する問い合わせや批判の矢面に立つスーパーなどは、店頭の該当する全冷凍商品の撤去を始めました。

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毒ギョーザ 被害状況

毒ギョーザクライシス!と呼ぶにふさわしい日本中を混乱の渦に巻き込んだJT毒ギョーザ事件ですが、毒ギョーザの食中毒が発覚した原因は何だったのでしょうか。
今回の毒ギョーザ事件は、千葉県浦安市の浦安市川市民病院の男性小児科医(46)が、一時重体となった女児(5)らを診察した翌日の23日、「普通の食中毒ではない」として警察に通報していたことが30日、分かりました。
医師は22日午後8時半ごろ、毒ギョーザを食べて病院に運ばれた店員の女性(47)の子供3人を診察し、23日午前に「食中毒」と保健所に届けましたが、女児の容体が悪化したため、医師は23日午後には「普通の食中毒と比べ、下痢や嘔吐(おうと)の症状が激しい。発症したのも食事から30分後と早過ぎる」と、県警に電話で伝えたのです。
ここから毒ギョーザ事件が始まりました。
その他にも、今回の毒ギョーザ事件は毒ギョーザを食べてからすぐに異変を訴えたり倒れたりする人が続出だったのです。
今回の毒ギョーザはいずれも中国の同じメーカーが製造したもので、千葉、兵庫両県警は製造過程で毒物が混入したとみて、殺人未遂容疑などで捜査を始めました。調べでは、中国産の冷凍ギョーザから、殺虫剤に使われる有機リン系薬物「メタミドホス」が検出されたということです。
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天洋食品

天洋食品。今回の毒ギョーザ事件の冷凍ギョーザを製造した中国メーカーは天洋食品という会社です。
中国表記で河北省食品輸出入集団天洋食品工場という天洋食品ですが、実は数年前にも同じ殺虫剤が混入していたことがわかったのです。これは天洋食品の元従業員が明らかにしたことで、これが事実ならば過去の教訓が全く生かされずに今回の中毒事件を起こしていたことになります。末端の消費者としてはもう毒ギョーザ事件だけでも怖いのに、こんな天洋食品なんて会社には怒りを通り越してあきれてしまいます。
中国側の輸出に対するチェック体勢にも問題があったようで、冷凍食品はノーチェックで日本に対して輸出していたフシもあるみたいです。この辺りの事情については今後の調査で明らかになっていくでしょう。
毒ギョーザだけでなく、全国の学校給食にも天洋食品製造の冷凍食品は使われているそうです。天洋食品製の冷凍食品をすぐに使用中止した静岡市の学校がニュースになっていましたが、中国産食品について、一層の監視強化をしてもらわなければ我々消費者の命が危ない事態になりそうです。
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Copyright © 2008 毒ギョーザ食中毒!中国産輸入食品